埼玉県比企郡嵐山町|自宅と高さ約5mの崖に挟まれた庭木6本を特殊伐採

埼玉県比企郡嵐山町にて、栗・柿・梅・ハナモモ・椿など、計6本の庭木を特殊伐採しました。今回の現場では、庭木がご自宅と高さ約5mのブロック擁壁との間に生えており、作業スペースや伐採した木の搬出経路が限られていました。

また、枝が隣家側まで伸び、落ち葉や柿の実などが隣地へ落ちてしまうことに加え、今後さらに木が成長することで、根が擁壁へ影響を与えないかというご心配もありました。

現場まで重機を搬入できるスペースがなかったため、今回はロープワークとツリークライミングを活用し、人力を中心とした特殊伐採を行いました。


目次

施工概要

施工場所埼玉県比企郡嵐山町
ご依頼内容庭木6本の特殊伐採
樹木の種類栗・柿・梅・ハナモモ・椿など
木の高さ最大約7m
伐採本数6本
作業人数3人
作業日数1日間
使用機材バッテリーチェーンソー、ハンディソー、ロープ、ハーネスなど
作業方法ロープワーク・ツリークライミングを活用した特殊伐採
施工費用¥220,000(税込)

※施工費用は、木の高さや太さ、本数、重機の搬入可否、周辺の建物や電線の状況、処分する木の量などによって異なります。

ご相談内容

今回のお客様からは、ご自宅裏に生えている庭木についてご相談をいただきました。木の枝が隣家側まで伸びており、落ち葉や柿の実などが隣地へ落ちてしまうことにお困りでした。
また、ご自宅の裏側には高さ約5mのブロック擁壁があり、そのすぐ近くに複数の木が生えていたため、「このまま木が成長して、根が擁壁へ影響を与えないか心配」というお悩みもありました。

庭木は擁壁沿いの限られたスペースに生えており、足場や作業スペースも十分に確保できないため、お客様ご自身で伐採や剪定を行うには危険が伴う状況でした。

現地の状況・作業前の確認

現地を確認すると、庭木はご自宅と高さ約5mのブロック擁壁との間にある狭いスペースに生えていました。木のすぐ近くには建物や擁壁、フェンスがあり、根元からそのまま倒す通常の伐採方法を取れるスペースはありません

また、伐採した幹や枝を搬出するための通路も狭く、バックホーやクレーンなどの重機を作業場所まで搬入することが難しい状況でした。作業前には、対象木の位置や傾き、枝の伸び方に加え、ご自宅・擁壁・フェンス・隣地との距離を確認しました。

さらに、伐採した枝や幹を下ろす場所、作業員の移動スペース、原木の搬出経路などについても確認しました。これらの現場条件を踏まえ、今回は重機を使用せず、作業員3名による人力作業を基本とし、必要に応じてロープワークとツリークライミングを活用しながら施工する方法を採用しました。

今回採用した施工方法

今回のように、

  • 建物が近い
  • 擁壁やフェンスが近い
  • 隣地との距離が近い
  • 木をそのまま倒すスペースがない
  • 重機を作業場所まで搬入できない

といった条件が重なる現場では、木を根元から一度に倒す方法では、建物や周囲の構造物へ接触する危険があります。そのため今回は、作業員がツリークライミングによって木にアクセスし、枝や幹を上部から少しずつ切り下ろす特殊伐採を行いました。

切断した枝や幹をそのまま落とせない場所ではロープを使用し、落下する方向や速度をコントロールしながら、安全な場所へ下ろしました。ご自宅や擁壁、フェンス、隣地などへの接触を防ぎながら、限られた作業スペースの中で少しずつ伐採を進めました。

作業内容・作業の流れ

STEP
作業前の安全確認

作業開始前に、対象木の位置や傾き、枝の伸び方、周囲の建物、擁壁、フェンス、隣地との距離などを確認しました。

特に今回の現場では作業スペースが限られていたため、伐採した枝や幹をどこへ下ろすのか、作業員がどこを移動するのか、伐採後の原木をどの経路から搬出するのかまで事前に確認したうえで施工を開始しました。


STEP
伐採準備・ロープの設置

重機を使用できないため、バッテリーチェーンソーやハンディソー、ロープ、ハーネスなどを準備しました。作業員が安全に木へアクセスできるよう装備を整え、枝や幹を吊り下ろす必要がある箇所にはロープを設置しました。

周囲の障害物との位置関係を確認しながら、安全に切断作業を行える状態を整えてから伐採を開始しました。

STEP
枝の切り下ろし

まずは木の上部や、隣地・建物側へ張り出している枝から順番に切り進めました。今回の現場は作業スペースが狭く、一度に多くの枝を切り落としてしまうと、その後の作業スペースや移動経路を塞いでしまいます。

そのため、全体の作業段取りを考えながら、枝を安全に扱える大きさまで細かく分割し、少しずつ切り下ろしました。隣家側へ伸びている枝については、切断後に隣地へ落下しないよう位置を確認し、必要に応じてロープで動きをコントロールしながら慎重に下ろしました。

STEP
幹の切り下ろし・伐採

枝を取り除いた後は、幹を上部から順番に切り下ろしました。ご自宅や擁壁との距離が近いため、一度に大きく切断するのではなく、人力で安全に扱える大きさまで細かく分割しながら伐採しました。

また、切断した幹をその場に次々と置いてしまうと作業スペースが狭くなるため、地上の作業員と連携しながら、切断・整理・移動を繰り返して作業スペースを確保しました。

枝と幹を上部から順番に取り除き、最後に周囲の安全を確認したうえで根元部分を伐採し、対象となる6本すべての伐採を完了しました。

STEP
原木・枝葉の処理

伐採した幹は、狭い搬出経路から作業員が人力で運び出し、軽トラックへ積み込みました。枝葉については、お客様との事前の打ち合わせにより、敷地内へ残置しました。搬出した原木については、すべてを廃棄物として処分するのではなく、状態を確認したうえで薪材として再利用します。

伐採本舗を運営する株式会社ひなた林業では、伐採によって発生した木を可能な限り資源として活用する取り組みを行っています。

STEP
清掃と最終確認

伐採作業完了後は、ブロワーなどを使用して、作業中に発生したおがくずや細かな枝葉を清掃しました。最後に、ご自宅や擁壁、フェンスなど周囲の構造物に問題がないことを確認しました。

お客様にも施工後の状態をご確認いただき、すべての作業を完了しました。

作業時に工夫したポイント

  • 擁壁・フェンス・隣地への接触を防ぎながら伐採

    対象木の周囲には、ご自宅・擁壁・フェンス・隣地が近接しており、枝や幹を自由に落とせるスペースがほとんどありませんでした。特に擁壁沿いのフェンスは強い衝撃を与えられないため、切断した枝や幹が接触しないよう、下ろす位置や切断する大きさを調整しました。
    また、隣家との距離も近いため、切断した枝が予想外の方向へ動かないよう、必要に応じてロープを使用して動きをコントロールしました。限られたスペースだからこそ、一つひとつの枝や幹を通常より細かく分割し、安全に扱える状態で下ろすことを重視しました。
  • 限られたスペースを確保しながら作業

    今回の現場では、伐採する場所だけでなく、作業員が移動するスペースや切断した木を一時的に置く場所も限られていました。そのため、単純に上から順番に木を切るのではなく、「次にどこを切るのか」「切った枝や幹をどこへ置くのか」「どの順番で搬出するのか」まで考えながら作業を進めました。切断した木を随時整理・搬出することで作業スペースを確保し、安全かつ効率的に施工できるよう工夫しました。
  • 原木を薪として再利用

    伐採によって発生した原木の一部は、状態を確認したうえで薪として再利用しました。伐採本舗では、伐採した木を単に廃棄するのではなく、可能な範囲で薪などの資源として活用しています。

施工前・施工後

施工前】

施工前は、ご自宅と高さ約5mのブロック擁壁との間に複数の庭木が生えており、枝の一部が隣家側まで伸びている状態でした。落ち葉や柿の実などが隣地へ落ちてしまうことに加え、今後さらに木が成長することで、根が擁壁へ影響を与えないかというご心配もありました。

施工後】

庭木6本を伐採し、隣家側へ伸びていた枝もすべて取り除きました。ご自宅や擁壁、フェンスなどへ接触することなく、予定していた作業を1日で完了しました。

作業後の状態

今回の施工によって、隣家側へ伸びていた枝がなくなり、落ち葉や柿の実などが隣地へ落ちる原因を解消することができました。
また、擁壁のすぐ近くに生えていた庭木を伐採したことで、今後さらに木が成長することによる擁壁への影響についても、不安を軽減できる状態となりました。重機を搬入することが難しく、お客様ご自身で作業するには危険が伴う場所でしたが、ロープワークとツリークライミングを活用することで、周囲の建物や構造物を傷つけることなく6本すべての伐採を完了しました。

代表のコメント

今回の現場は、ご自宅と高さ約5mの擁壁との間に庭木が生えており、作業できるスペースが非常に限られた現場でした。
さらに、擁壁やフェンス、隣地がすぐ近くにあるうえ、重機を作業場所まで搬入することもできません。
そのため今回は、ロープワークとツリークライミングを活用し、3名の作業員がそれぞれの役割を確認しながら人力を中心に施工しました。
特に意識したのは、ただ木を切るのではなく、
「次にどこを切るのか」
「切った枝や幹をどこへ下ろすのか」
「その後、どのように搬出するのか」
まで考えながら作業することです。
枝や幹を細かく分割し、必要に応じてロープで動きをコントロールすることで、ご自宅や擁壁、フェンス、隣地へ接触することなく、予定していた6本の伐採を1日で完了することができました。
伐採本舗では、今回のように重機が入れない場所や、住宅・擁壁・フェンスなどに囲まれ、通常の方法では伐採が難しい場所にも対応しています。
「重機が入らないから伐採できないと言われた」「家と擁壁の間に木が生えている」「隣家まで枝が伸びてしまった」といった場合も、まずはお気軽にご相談ください。

擁壁沿いや狭い場所に生えた庭木でお困りの方へ

次のような状況は、早めの点検や伐採をご検討ください。

  • 「木を切りたいけれど、家が近くて倒せない」
  • 「擁壁や崖の近くに生えていて自分では作業できない」
  • 「隣の家まで枝が伸びてしまっている」
  • 「重機が入れない場所なので、伐採できるのか分からない」
  • 落ち葉や枝が隣家へ落ちている
  • 木が大きすぎて自分では剪定できない
  • 相続に備えて庭木を整理しておきたい
  • 空き家の庭木をまとめて撤去したい

重機を搬入できない場所でも、ロープワークやツリークライミングを活用した特殊伐採によって対応できる場合があります。

木の高さや太さだけではなく、周囲の住宅・擁壁・フェンス・電線・道路の状況や、作業スペース、搬出経路などを確認したうえで、その現場に適した施工方法をご提案します。

埼玉県比企郡嵐山町をはじめ、埼玉県内で狭い場所の庭木伐採、高木伐採、特殊伐採などをご検討の方は、お気軽にご相談ください。

現地調査・お見積もりは無料です

「この場所でも伐採できるのか分からない」「伐採と剪定のどちらがいいのか判断できない」「費用がどのくらいになるか知りたい」という段階でも問題ありません。
まずは現地を確認し、木の状態や周辺環境に合った方法をご提案します。
お電話・お問い合わせフォーム・LINEから、お気軽にご相談ください。

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